定額給付金

昨日、家に帰るとマキが言った。
「これ、届いてるで。」
定額給付金の申請書が我が家にやってきました。

ブラウン管の向こう側?液晶パネルの向こう側?
いやいや、なんでもええわ。
ニュースで良く聞いていた話題?のモノが今手元にあります。

我が家は、19歳以上65歳未満の大人2人の家族。
という事で、1人 12,000円×2人=24,000円。

日本国が僕らにお金をくれようとしています。
申請書の中には「辞退」の選択肢もありますが
僕らは迷わず、もらいます。

お金は、本当にうれしいけど、、、。
ほんまに総額2兆円も使って、どれだけの経済効果
があんのかな?このお金で、僕はなにをするんやろ?
貯金?うまい飯?本??????
なんせ、この日本経済内で消費しなければこの給付金の
アイデンティティはない。
貯金する事で、心に余裕を生み出し、精神衛生を改善させ
穏やかな気持ちで、人に優しく、自然に優しい気持ちで
生活し、争いごとのない平和な世界に!なんてそんな
波及効果はチンカスの妄想に過ぎません。

やっぱこの給付金を使い、消費を押し上げないと
2兆円はファックになってしまう。

土日の休みはレンタルDVDでも見て、安売りの鶏肉で
お家で唐揚げなんて、せこい事言ってないで、
給付金握りしめ、街に飛び出し、高級ワインでも
飲まないといけません。ほしくもないゴルフセット
を買わないとダメです。行きたくもないスナックの
ママにおべんちゃらを言うべきです。
飲みたくもない、モスコミュールを注文すべきです。
読みたくもない、本を買い、食いたくもないうどんを、
きりたくもない髪を切り、削りたくもない鉛筆をけづり、
取りたくもない資格をとり、泥臭いパンをかじり、
付けたくもないカツラをかぶり、履きたくもないパンツを
かぶり、振りたくもない尻を左右にふるべきなんです。
それでも何も出来ないなら、浮浪者のおっちゃんに
お金を渡すべきです。
これぐらいの気持ちがなければ、日本はファックになります。

僕は、日本がファックになるのはいやなので
なにかしらを消費する予定です。

みんなで消費し、消費し、そして消費し、あげくの果てに
消費しようじゃありませんか。

そうです、無駄使いが許される時間なんです。