霜里農場

昨日、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」

でもご紹介されました金子美登が運営されている

霜里農場の見学会に参加してきました。

埼玉県の小川町というめちゃくちゃええ感じの田舎町に電車とバスを乗り継ぎ

遠足気分で出かけました。


まずは現在廃校となった、これまたええ感じの雰囲気の小学校の分校で

農場見学会の説明や有機農業の講演を聞きました。

今回は残念ながら金子美登さんが急遽体調不良のためご欠席され

代わりに、金子さんの奥さんの友子さんが説明されました。

学校での説明終了後、いざ農場へ!


有機農法やパーマカルチャーやオーガニックや自然農法なんて言葉

を聞くと正直「流行」や「自己満足のオナニー農法」だと勘違い

している人も、まだ少なくないのでは?

正直、僕も数年前迄はそのような偏見のみでしかそれらを見ていなかった

ような気がします。

金子さんは30年前から、このスタイルを一貫し改良し、この農法の良さを

周囲に広め普及されました。簡単に書きましたが、この「良さを広める」という

行為にこそ、社会的意義があるように感じます。

自分だけ良ければ、自分さえよければ、他の人は関係ない!のような考えの

ある種カルト的思想の変てこコミュニティーとは別次元です。

農業に限らず、あらゆる「お仕事」に言えることだと思いますが、

「良さを広める・普及させる」この思想が根底にないと「やる意味が無い」

そう思いました。

無意味なことなどない!みたいな言葉をよく聞きますが、やっぱり「無意味なこと」

は山盛りあって、それを見極める際にこの「良さを広める」という視点が重要なんだと

思いました。人それぞれ勿論、価値観が違い単純に「良さ」といっても無数にありますが

そこは、ご愛嬌。

淘汰されて、残ったモノが結局「良いもの」です。

・・・・・・・・・・・・何を言いたいのかも、分からなくなりましたけど


「自然はええよ」ということです。

エコ、エコ、エコ、街中どこみても、この言葉と雰囲気が充満していますが

よく考えてみると、地球が誕生した46億年前から「地球自身はずっとエコ」なんです。



「何を今さら!」

森の妖精と川のせせらぎの神が、唾を吐きながら人間を挑発しています。