いざ、ダライ・ラマ14世(第一部)


今日11月6日、午後2時。
両国国技館にてダライ・ラマ14世の講演が行われました。

お友達のスミちゃんにチケットを急遽段取りしていただき
アリーナ席からじっくりと法王のお話を伺ってきました。

まず、講演の前に感動したことがありました。
初めて入った両国国技館
『へー、こないなってたんや!』って。
NHKの相撲中継でしか見たことなかったけど
思ったよりも広く、天井が高く、周りには
歴代力士の写真が飾ってあり歴史漂う雰囲気に
圧倒されました。


さて、本題に戻りましょう。

2時15分、司会の合図とともにダライ・ラマ法王が
舞台に登場しました。観客席に三たび合掌。
舞台真ん中に飾ってある曼荼羅的な絵に五体投地を4回。
その後、ゆっくり席につきました。

本人には違いないのですが、心の中で
『あっ、本物や!』って叫ぶ自分がいました。

小柄で見るからに人の良さそうな法王のイメージは
講演が始まってすぐに、僕の中で
『お茶目で、人懐っこくて、愛嬌溢れる一人のおじいちゃん』
に変わっていきました。

チベット亡命政府の指導者としてでもなく、チベット仏教最高権威者
としてでもなく、一人間としての素直な想いがありました。
(もちろん、僕たちはダライ・ラマの発言として意識しますが
悟されている感がなく、気分よく聞けたという意味です)


(第二部につづく)