吐いて、吐かれて。

金曜日の駅のホーム。特に終電間際の時間帯。

ホームの隅には、昔懐かし木の屑。

小学校の廊下でよく見かけました。

担任の先生がどこから持ってくるのか?

どこに保管しているのか?

「け」に点々をつけて、「ろ」隠し粉。

そう!木屑!

子どもも大人も、木屑にはお世話になりっぱなしです。

吐いて、吐かれて。撒かれて、撒いて。

経費で食ったおいしいお料理も、木屑とともにゴミ箱。

先生、木屑はどこに保管していますか?

駅員さん、木屑はどこに隠していますか?

いったいいくらするのですか?

予算に木屑は入っているのですか?

経費節減の昨今、木屑の見直しはされるのですか?

世界中がネットワークで結ばれ、クローン人間さえも街を行き交う

発展途上の地球上で、木屑だけが生き残りました。