普通と特別
先週の週末、御蔵島へ行って来ました。
かれこれ、4年ぶりの御蔵島。
イルカと泳ぐのも、島のお友達に会うのも。
6時間半、三宅島に到着。通常ならここでは下船せず
ここから1時間先にある目的地の御蔵島を目指します。
船をつけることが出来ないとの連絡が入りました。
僕らは三宅島で降り、そこから個人の小さな船をチャーターして
御蔵島を目指す手段を選択しました。
(話をかなり、はしょります。)
時で言うなら、70分。
ゲロで言うなら、5、6回。
頭痛で言うなら、ノーシン100錠。
ビールで言うなら、500mlを20本。
僕らは、生きて御蔵島に到着。
着いた瞬間、「助かった。」と言った僕。
着いた瞬間、倒れ込んで、震えていた友達。
生まれて初めて本気の「死にそう」を経験しました。
転覆しそうになること3回。
後日談だが、操船していた船長が言っていたらしい。
「船の先が3回海に突っ込みそうになった、ヤバかった」。
どんなに説明しても、あの恐さと辛さは表現できません。
ただただ、死にそうでした。ほんとに僕らのすぐ隣にリアルな
死が見えました。そして、何とかこうして今、生きています。
僕らの特別は、誰かの日常であって、誰かの特別は、僕らの普通。