ねずみ1発目。

AUSTRIA
Salzburg
250年前モーツアルトが住んでいた街。また、映画サウンド オブ ミュージックの舞台としても知られている。

FESTUNG HOHENSALZBURG城


ソーセージの薬味は、擦りおろした生わさびとマスタード



Vienna
元祖ザッハ トルテ(1832年より)

12月31日の恒例。ヨハンシュトラウス作のオペレッタ "こうもり"


オペレッタ終了後外に出ると、人、人、人。11pm

そこら中で、爆竹の嵐

自主的に上げまくられる花火


各所に特設舞台があり、コンサートざんまい

1月1日。広場の大画面ではウィーン フィル のコンサート中継 (人々は音楽にあわせ踊っている)

オーストリアからイタリアへ





明けまして おめでとうございます。

2008年スタ−トは、オ−ストリアのウィ−ン!!

去年に引き続き、今年も海外で年越しするとは出発前は想像もしていませんでした。
でもまだ日本じゃない。
M−1、特番、行く年来る年、初詣、おせち、こたつ、餅、、、、。
来年におあずけです。

さて年末年始ホ−ムシックになってる暇もないぐらい、オ−ストリアも独自の文化まるだしで
僕たちを楽しませてくれました。

日本の大晦日の恒例行事?といえば、紅白歌合戦
同じじゃないけど、こっちはオペラ鑑賞らしい。
それも毎年同じ演目「コウモリ」ってのを見る。もちろん皆が皆じゃないけど。
「え--オペラ。」って感じやけど、音楽の都ウィ−ンに逆らうわけにもいかず、立ち見の席
で見るため3,4時間並びました。これがまた安い!!!3ユ−ロでチケットがかえる。
僕はあまりというか、ほんまにクラッシク音楽に興味がないため、オ−ケストラがどうのとかは
分からん。正直。
でもこのオペラを見に来ている人間観察がすばらしく面白かった。
9割の人がドレスとス−ツ。ついでに小さいガキまで、キッチリきめてやがる。
ジ−ンズ姿は俺らぐらいか?ってぐらいハイメンテナンスに見えました。
開演前、休憩時間はロビ−でシャンパンを飲んだり、小粋なもん食ったりしてる。
値段を聞くのも恥ずかしいぐらいで、なんかクソ小さいグラスワインが多分5ユ−ロぐらいは
していました。
そんななか、極度にのどの渇いた僕はトイレでうがいをする振りして冷たい水を飲みました。
実に、おいしい。
また、飲みにきたいと思わせる、様々な人間を見れたことがオペラの魅力でしょうか。

オペラが終わるのが23時。
外に出ると街中がNew Yearパ−ティ−の会場です。
至る所に屋台が出て、人がうようよ。
これは橿原神宮の初詣と似たり寄ったり。
でも人間のテンションの高さが違いすぎる。
爆竹、花火を業者の人間じゃない一般の人間が勝手に上げまくり、人ごみの中で
炸裂させまくり。キスしまくり。抱き合いまくり。流血男もひとりいたな--。

無法地帯。

結構の大きさの花火が爆発炸裂し、人めがけて投げまくり、赤ん坊が
泣きまくり、怯え、もうめちゃくちゃ。
日本やったら絶対に喧嘩になるやろな---って。
こっちはなんか全員でそれを楽しむ感じ。
うううん、文化の違い。
僕は厳かに鐘の音を聞くほうに、賛成です。
まあ、ええ経験です。たまには。
でもドキドキの無法地帯で、無事新年を迎えることができました。




元旦恒例。
ウィ−ン交響楽団のコンサ−トにはいけませんでしたが、屋外巨大スクリ−ン
で見ることができました。音楽に合わせて皆が踊り笑い、屋台でワインを飲み、
昨晩の無法地帯とはかけ離れた世界がそこににはあって、はじめてウィ−ンらしさ?を感じました。



現在イタリア ロ−マで休日中です。

今年もよろしくお願いいたします。
拓郎




遅ればせながら、、、、。
みなさん、明けましておめでとうございます!!
今年も2人、無事新年を迎えることができました。
いつも、みなさんからのメ−ル、ブログへの書き込みを
本当に心強く、うれしく受け取らせてもらっています。ありがとう。
日本の外で、色んな文化や習慣、人々と出逢うことの繰り返しにより、
いっそう日本という国への意識が強くなりつつある私達です。
2008年は、その日本で、お互いのやりたい事にそれぞれ焦点を絞り
全力で突き進めていくつもりです。
旅中実感している事は、世界中には知らない事、物があふれているということ。
そして日本人である私達は、日本のこともよく知らないということ。
生きる、というのは知ること、知っていくことの繰り返しなのかもしれません。
無智な私達ですが、日本にみなさんがいる事が何より心強い。
みなさんと再会できる日を楽しみに、ほんのもう少しだけ放浪させてもらいます。

真規子